9月8日、愛知県芸術劇場コンサートホールにて、

「シルクロード」の作曲者、喜多郎さんのコンサートがありました❣

 

「シルクロード」はこれまでに二胡で何度演奏させていただいたでしょうか?

熱田神宮で演奏させていただいた時、ヴィオラやギターと共に演奏させていただいた時、ハープとコントラバスと共に演奏させていただいた時、、、

お客様からたくさんの反響をいただき、大変お世話になっているナンバーです。

 

いつしか、作曲者の喜多郎さんの生演奏を聴きたい・・・と思うようになり、

ホームページをチェックし始めたのが2〜3年前。

ちょうどコロナ禍に入ってしまい、なかなかコンサートに行けませんでしたが、

今回はなんと、AJUの支援をしておられ、コンサートサポートもされている山内尚子さんから直接お声がけいただき、コンサートに行くことができました💞

 

第1部は、打楽器の響きから始まりました(何の楽器なのか、私からはよく見えなくて・・・)。

体に強く響く音は、脳内を浄化するような、場を鎮めるような、そんな効果に満ちているように感じました。

その後、待望の「シルクロード」生演奏💖

シンセサイザーの多彩な音色にバイオリンの響きが加わり、

とても心地良く、映像も併せて異世界に行ったような気持ちに・・・。

すごく満足させていただきましたが、「二胡があったらさらに良くない?」と思ってしまったのは、二胡弾きのエゴでしょうか?

(一緒に行ったお友達も「エナさんの二胡があったら・・・って考えちゃった」と言ってくれました。そんな夢のような妄想をしてくれて感謝〜😙)

その後、能面を被り着物を着た舞踊家の方が登場。

全く体幹がブレず、綺麗に進まれる姿に息を飲む。

舞台奥に向かい面を捧げる様子は、舞台奥に神仏か何かが祀られているような、奉納演奏の時を思わせる構成でした。

曲目は「アクア」「レクイエム」「Zen」と進み、

レクイエム(鎮魂)は喜多郎さんが戦争のお話しもされていましたが、

魂、禅、、、と、私にはとても内的な問いかけを感じる舞台でした。

喜多郎さんの叩く太鼓の音が、とても迫力があり、そして心地良かったです。

 

第2部は、宇宙の映像と、宇宙や古事記について綴られていたと思われる字幕(英語)により、

喜多郎さんの「古事記」のCDの曲目にそって進行されました。

目が悪くて字幕の字が霞んで見えない😣

さらに英語だったので、読解が遅く、映像にはほとんどついていけませんでした😖

残念すぎて、家に帰ってからDVDを注文!(DVDなら同じ内容が日本語で全部書いてあるのだそうです!)

まだ届いていないので映像の内容は観れていませんが、

とにかく音楽の壮大なスケール感に・・・圧倒されるのではなく、宇宙に連れていっていただいたような感覚。

(圧倒されるような場合は、こちらが萎縮してしまうような感覚ですが、壮大さに身を委ね、拡大するような感じでした)

 

35歳の時、ヨガや仏教でいわれる「宇宙と一体となる感覚」を体験したことがあり、

内的宇宙を感じるには意識の拡大が必須だと思っている私。

喜多郎さんの音楽を聴いて、意識が拡大し、宇宙へ旅行したような気分になりました😁

視野が広がる、意識が拡大する、意識が宇宙次元まで拡張する、宇宙と一体となる、、、

そんなことが音楽でできたらいいなぁ、と思っていた私ですが、

「やっぱり音楽にはそういう力があるんだ」

そう思わせていただいた、素晴らしいステージでした😊